酒田まつり2012

御 礼

2012年度社団法人酒田青年会議所
凛として前進委員会 委員長 池田大輔

2012年5月19に酒田まつり宵祭り。楽しんで頂けましたか?今年はここ日和山にて行いました。私たちはこの宵祭りを企画するにあたり、半年前から一歩一歩進んで来ました。今回は出来るだけ多くの幅広い方々に楽しんで頂きたい、酒田出身の新旧様々な芸能風景を新発見・再発見して頂きたくて、このような形で宵祭りを表現させていただきました。

酒田のまつりは403年続いて来たまつりです。その時代の世相を反映しながらも様々な時代を経て現在へ至ります。年に一回の市民が賑わう祭の日、だれもが、故郷である酒田のまちを自他共に五感を通して実感する日。私たちは、この特別な日がいつまでもみんなの賑わいで溢れていて欲しいと願っています。昔は、この場所にサーカスや見世物小屋、お化け屋敷など様々な店がならんで賑わっていました。近年少し元気がない酒田のまつりをもっとみんで盛上げたいと、昔の日和山の賑やかさにあやかりながら、意識的にも心機一転しさらなる盛り上がりを目指して挑戦しよう!ということで日和山を19日前夜祭開催場所として決めました。そして、ステージの後ろにそびえ立つ「立て山鉾」。その昔、酒田の祭では天高くそびえ立つこの山車が町中を練り歩いておりました。祭の日になると、宮野浦からもその姿が見る事ができたそうです。今ここに「立て山鉾」を立てたのも、そのエピソードにちなんで遠くからでも見えるようにと表現してみました。私たちはこの酒田オリジナルの立て山鉾が祭の日に町中を練り歩いている姿を再び現実とする為に酒田まつり事業に参加しています。しかし、一部の力だけでは到底なし得えることではありません。本当の酒田まつりとはどんな形でしょうか?「おらほのまつりをおらほでやる」準備する方も参加する方もまた見に来る方も、みんながこの町の賑わいを作りあげる力です。

様々な時代をへて、これからもこの賑わいの日は毎年続いて行く事でしょう。

「年に一回身分に関係なく、みんなが役目を全うする日」老いも若くも、この酒田の賑わいを作り出すために、協力し合って喜びを共有したい。未来永劫いつまでも人々の喜ぶ姿が溢れる酒田まつりでありますように。

ご来場の皆様へ、宵祭り当日は本当にありがとうございました。来年の宵まつりにもぜひ足を運んでみてください。それでわ〜 来年のこの日まで〜

事業名
酒田まつり 立て山鉾設営
日 時
平成24年5月19・20・21日
場所
日和山公園
担 当
「酒田の和」山鉾委員会
登録料
なし (懇親会参加者 4,000円)
御 礼
酒田まつりの準備を始めてからの6ヶ月間で立て山鉾製作にご協力いただきました、酒田市、酒田市民、協賛企業、酒田青年会議所メンバー、全ての方に御礼申し上げます。本年度も設営から解体撤収まで大きな事故も無く、立て山鉾を建てることができました。本当にありがとうございました。
担当委員長
コメント
我々「酒田の和」山鉾委員会と凛として前進委員会は酒田まつりを盛り上げるべく半年前より協力して準備を重ねて参りました。伝統芸能と近代芸能の融合を軸に多様な演出で賑わいを創出してまつりを前進させるという宵祭りのコンセプトの元、市民・観光客に常に立て山鉾を見ていただきながらステージ演出を見てもらえるように設営しました。日和山のロケーションと好天により日和山公園全体が一つの芸術作品のように一体となり宵祭りの演出を盛り上げる事が出来ました。立て山鉾は動かせませんでしたが、市民に愛し誇りを持っていただける「地域のたから」として前進した本年度の酒田まつりであったと思います。