委員長 阿部 喜明
常に時代の変化を見据えながら時代に即した運動を続け、まちの発展と共に歩み続けてきた酒田青年会議所。東北青年フォーラムや日本海沿岸夕陽ラインシンポジウムなど、長きに渡り活動を続けてきた背景には、創始の志を継承しながら創造の精神を掲げ、時代がもたらす問題に積極果敢に挑戦する弛まぬ努力があったからに他なりません。今こそ青年会議所の存在意義を再確認するため、新時代へ向け力強い一歩を踏み出す必要があります。
まずは、2014年に酒田が誇りをもって高く聳えていてほしいという想いを分かち合うために、東北青年フォーラムに向けた例会を6月に開催します。そして、誘致活動から築き上げてきた先輩諸氏の信頼を次代へと紡いでいくために、故きを温ねて新しきを知る環境づくりに邁進します。さらに、次年度開催地としてより多くの会員の信頼と理解を得るために、大曲大会でPRを実施します。また、地域の人々が遊佐-象潟間の早期開通を願い輝く未来に向かって力強く歩んでいくために、日本海沿岸夕陽ラインシンポジウムを開催します。そして、道路ネットワーク機能がもたらす地域間の助け合いや競い合いについて共に考え行動していくために、遊佐町と連携を図ります。さらに、ミッシングリンク解消のために、日本海沿岸夕陽ラインネットワーク協議会全体で連携します。また、具体的な政策を討論し選挙への関心を高めていくために、マニフェスト型公開討論会を開催します。そして、政策誘導による社会を実現していくために、選挙の争点を明確化したうえで事前告知を行います。さらに、投票率向上のために、政治参画への意識を押し広げます。
故郷を想う人々のつながりと真摯に向き合うことにより、勤勉、忍耐力、克己心、他を慮る心といった日本人の昔ながらの美徳「協力し合う国民性」が呼び覚まされ、その感動を与えた人や出来事を熱く語り続けていくことで、自らが住む地域の未来が創造されます。