地方都市の過疎が各地で問題になる中、酒田市・遊佐町でも、このままいけば人口が2040年までに酒田市で36%、遊佐町で39%減ると言われています。県内平均と比べて見ても高い割合の数値の背景には様々な理由があげられています。自分が高校を卒業した年はバブル経済が崩壊した後の低迷を続けた時期でした。就職に至っては氷河期と言われ、地元での就職は難しく、多くの同級生が県外へ職を求めて出て行きました。私も仙台の大学進学後名古屋の会社に就職し、そこから6年間様々な職に就きました。しかし自分の出生や育まれた郷土に無関心な周囲と自分に疑問を感じ、10年前に酒田に帰り会社を継ぐ決意をしました。今も尚、同じ問題・課題が横たわっている事から地元に帰って来るひとがなかなか増えない現状があります。私たちJCは「市民全員」の先頭に立ち自分の住むまちの「歴史・伝統・文化」を知り、確かな知識と必要な行動による実践的導きで、本来誰もが持っている心の拠り所としての郷土の誇りと自信を呼び覚ます必要があります。まずは、公益社団法人として公正で透明性の高い信頼される組織であるために正確な基本資料の作成・管理と諸会議の円滑な運営に努めて、一人ひとりの時間を大切にし、メンバーと地域の益となる情報を発信します。また、多くのメンバーに成長できる機会を提供するために、他団体や各地の会員会議所との横断的なサポートを行い、密な情報開示と配信に努め例会や各種会議への参加を促進していきます。さらに、コンプライアンスに基づく諸事業の議案審査を行い、組織と相手の立場を守る包括的な視点で一人ひとりを尊重した運営に努めます。自身のこれまでの経験、成長はその後の人生を豊かにし選択肢の幅を広げてくれます。酒田JCに入会したことで私たちJAYCEEは様々な知識と経験を重ねて来ました。我々メンバーが、住み暮らす地域のリーダーとしての気概と未来に対しての責任をもち行動する事で、さらに地域から必要とされる組織に進化していきます。学びと実践により今後の組織運営の在り方を見出すと共に、検証と進化を重ねながら組織基盤を再構築し、まちづくりに対する一人ひとりの意識を向上させます。その中で誠実かつ正確な組織運営が会員同士の有機的な連携を生み出し、いまだ解決に至らない問題に挑み「多角的・サスティナブル」な解決策を発信していくことで悲しみを減らし喜びを増やします。
後藤理事長と私は松山中学校の同級生で、クラスは違えども同じ陸上部として日々練習に励み、共に笑い励ましあい三年間を過ごしました。あれから20数年の時が経ち互いに容姿は変われども当時築いた強い絆は今でも残っています。次年度はLOM運営グループ担当常任理事として当会議所の円滑な運営と事業の効果が最大限に発揮されるようサポートする役割を継承し、強い志を持ち組織運営に励むとともに理事長を支えていく所存です。
まずは、当会議所が今後も市民に対して影響力を与える組織であるために、会務と渉外のメンバーが率先して会議や例会に参加する意識づくりを行うとともに各々の役割を明確化し効率的な組織運営を行います。そして、会務では事業目的の明確化と効果を最大限に発揮するために議長及び各委員長が事前意見を反映しやすい体制を構築し、より精度の高い議案での会議運営を図ります。さらに、会議体と各委員会が会議でより質の高い議案を提出できるように迅速な議事録の作成と配信・整理・保管を行います。また、渉外では多くのメンバーが学びと気づきが得られるように、日本本会と各協議会・各地青年会議所との窓口となり、大会のアテンダンスや事業の参加推進、担当委員会のサポートを行い、メンバー一人ひとりの成長を促します。そして、組織が一丸となった活動・運動を行うために、会議体と各委員会の垣根を超えた運営幹事会議を開催し、全体の状況を共有するとともに協力体制の意識を強化します。さらに、例会及び事業への参加率を高めるために、渉外担当が会議体・各委員会と協力し合い効果的な参加推進を実施し学びと成長の機会を創出します。また、総務委員会ではメンバー一丸となった運動・活動をスタートするために、1月通常総会を開催し、組織の一員としての意識と誇りを高めます。そして、OB会員や各団体と協力した運動を展開するために、新春交換会を開催し、互いの理解と関係性を深めます。さらに、酒田JCの歴史を繋いでいくために、8月通常総会を開催し、次年度の新体制の確立と引き継ぎ事項を整えます。また、一年間の運動を評価するために、酒田JCアワード2018を開催し、メンバーを労うとともに次年度への活動意欲を高めます。そして、これまでの活動に多大なる貢献をしてきた卒業生に感謝し功績を称えるために、卒業式を開催し、想いを次世代へと繋ぎ組織発展への糧とします。
2015年に入会し、これまで自分自身が培ってきた得た学びと経験を次の世代に伝え、自身も酒田青年会議所の一員であることの誇りを胸に最後の一年を活動して参ります。一人ひとりがJAYCEEとして自覚を持ち、地域を想い活動することで明るい豊かな社会へとつながり、近い将来この地域に住まう人々の悲しみを減らし喜びを増やします。
私が一番尊敬している父親は仕事では真面目で責任感強くかっこいい、休日には優しく遊んでくれ、時には厳しく育ててくれました。私だけではなく、一緒に悪いことをした友達にも怒ってくれた姿を思い出します。同じように母親も愛情を持って厳しくも優しく育ててくれ、そんな共働きの両親の元、私は八幡の自然の中で幼少期を過ごしました。友達の家でのゲームではなく、いつも夕方遅くまで外で遊び周り、探検や魚釣り、秘密基地作りを通して、どうすれば楽しく遊べて何をすれば危なくなるのか、楽しいこと、面白いこと、悲しいことに限らず、危険なことや残酷なことを自然や生命と向き合いながら教えてもらいました。
まずは、理事長の思いを形にするため、所信を深く理解し、地域の課題・問題に向き合いながら、青年会議所という人生最後の学び舎で一年間理事としての自覚を持って自己研鑽に励みます。そして、会務担当理事として常任理事会・理事会、その他諸会議の事前意見集約と円滑な運営により、酒田JCが発信する例会・各種事業が最大限発揮出来るような建設的な意見が飛び交う場を提供します。責任世代としての自覚を持った私たちJAYCEEの模範となるような能動的行動が市民や子ども、メンバーの意識変革となり、市民の自分事として捉える範囲を広げることに繋がります。また、酒田JCでの活動・運動を通して、メンバーそれぞれが会社や家庭に持ち帰れるような気付きを与えられるような組織運営や仕組み作りを行っていきます。会社とは違った地位や規模、年齢層などの状況の中で学べることも多くあり、時間の使い方やコミュニケーションの取り方、それぞれの組織運営での苦労や努力はきっと役立つはずです。私自身、自らの成長無くして会社や家族を守ること、子ども達の明るい未来を創造することは出来ないと考えています。
創立60年に向かい歩み続けている酒田JCは、近年数多くの経験豊富な卒業生を抱え、会員の減少と組織力の低下が懸念されています。新たな仲間に成長の機会を与え、ともにリーダーシップ能力を開発し、メンバー同士が資質を高め合っていく必要があります。私たちJAYCEEが愛するこの地域の問題・課題に向き合い、酒田JCが展開する活動・運動が市民全員に伝播することで、市民一人ひとりのOMOIYARIの心を持った行動や他人事ではない自分意識を醸成することにより、悲しみを減らし喜びを増やします。
四季がはっきりとした風土、山に残る万年雪の伏流水が沸き出る日本海、日本三大急流の1つ最上川。そうした環境が育む肥沃な庄内平野を一望できる松山地区で私は生まれ育ちました。幼少期は日常的に自然と触れ合っていましたが、年を重ねるごとにその地域の魅力を忘れていきました。2015年、酒田JC入会を機に地域の特性を見つめ直しまちの長所を改めて再認識することができました。現在、酒田市は若者の人口流出が大きな問題となっており私の住み暮らす松山地区は3校が合併し少子化問題も進んでいます。次世代を担う子ども達やこれからの社会を創りあげていく責任世代である我々がまちに興味を持ち、郷土愛を育むためにも自分の原体験を活かして1年間活動して参ります。酒田JCは地域社会の発展に向け率先して行動し、地域が直面している問題に真摯に向き合い、明るい豊かな社会を築くために高い当事者意識を持つ必要があります。
まずは、会務担当理事としての役割に自覚と責任を持ち、理事長の基本方針から外れることのないように職務を全うしていきます。そして、常任理事会・理事会、その他諸会議が円滑に滞りなく進められるように事前設営をするとともに、各種会議の記録を明確に残すことで次年度以降の酒田JCが発展するために継承していきます。さらに、より良い例会・事業を展開してもらうべく各委員会のサポート並びに山形ブロック協議会会員会議所会議のアテンド業務やアカデミー参加者との情報共有を行い酒田JCメンバーに多種多様な気づきと学びを還元していきたいと思います。また、専務理事及び事務総長さらにLOM運営グループ内での連絡連携やスケジュール管理を徹底することでスムーズにグループ内の運営ができるようトータル的な役割の精度を上げて行きます。そして、よりよい事業展開を行うためにも酒田JCOB会員との連絡体制を強化していきます。さらに、酒田JCの理事として積極的に各種大会やアテンダンスに参加しより多くの人との出会いや学びの機会を得られるよう努力すること、またそこで得た貴重な体験や学びを自己成長に結びつけ自身の能力を高め妥協することなくさまざまな社会の変化に万能に対応できるように率先して行動していきます。
酒田JCの理事として、自己啓発は勿論長年にわたり先人達が築きあげてきたこの酒田JCを引き継ぎながらも独創性と思いやりを持ち、悲しみを減らし喜びを増やします。
本年入会5年になりますが、毎年新しい役職を担い、酒田JCの活動・運動に邁進してきました。私は明るく見えるかもしれませんが、もともとネガティブな人間です。一人でいる事が寂しく、人と関わる事が好きなくせに自分を表に出す事が出来ず、人の目を気にして生きてました。そんな私があるメンターから言われた一言「たった一人だけでいい。人に信頼される人間になれ!」その言葉で、誰にでもいい顔をする必要がないんだと気付き、人からどう思われるか、どう見られているかを気にすることがなくなり、やりたい事をやれる意見を言える人間になりました。JCは自分を成長させてくれるとても素晴らしい団体です。しかしながら、例会・事業の参加率が低く、例会が自己成長の機会だということ、例会は会員の義務だということを自覚しているメンバーが少ないと感じます。私たちはJAYCEEとして、様々な知識や学びを得て自身の器の拡張を行うとともに、自身の存在価値・存在意義を確立していかなくてはなりません。
まずは、2018年度後藤守理事長の所信のもと構築される事業がより質の高いものとなるために、酒田青年会議所の理事としての自覚を持ち理事会へ臨み、全ての事業内容を把握し発言に努めます。そして、各会議体・委員会が行う事業の意義や意味、目的をメンバーへきちんと伝達し、事業への参加推進を図るために、理事長の理念・ビジョンを誰よりも理解するとともに、自ら例会やアテンダンスなどの各事業に参加しjayceeとしての背中を見せます。さらに、各例会・事業により多くのメンバーに参加して頂くために、渉外担当理事として月に1回運営幹事会議を開催し、各会議体・委員会の運営幹事同士の横の連携を深め、常にメンバーとのコミュニケーションを図り不安や不満を解消しながら、各例会・事業の内容把握を行い、各委員会メンバーへの参加推進につなげます。また、例会・事業・アテンダンスのスケジュールをメンバーに浸透させるために、案内文だけでなく会報誌にも掲載し、確実にメンバーへ機会の提供を行います。
2018年度後藤守理事長ならびに当会議所全ての会員の付託と信頼を得、渉外担当理事という役を頂きました。成長できるこの機会を無駄にせず、自分の担いを全うするのはもちろんのこと、メンバーのお手本となるように理事メンバーと力を合わせ、全事業に全身全霊で取り組み、悲しみを減らし喜びを増やします。
酒田JCは1967年の設立以来、地域の諸問題を自分事として捉え、その解決に必要な事業を躊躇せずに実施してきました。幾層にも積み重ねられた酒田JCの活動と運動の歴史は組織の価値であり、この地域を明るい豊かな社会に導く原動力となってきました。社会的信用を得て継続する組織の価値はまちを変える力になりますが、その逆であれば組織の価値は霧散します。故に、酒田JCは求められる法令や規則を遵守する組織体質であり、説明責任を果たすことのできる財務体質のある組織でなければなりません。その組織基盤を確立した上で、透明で適切なガバナンスのもとで費用対効果の高い事業を実施し組織の社会的信用を高めていく必要があります。
まずは、活動・運動を支える資金を正確かつ公正に管理するために、公益会計基準を遵守し、監督官庁や監事と協調して諸事業の予算と決算の審査を実施し、不適切な支出を防ぎます。そして、2018年度の事業計画の実現に必要な財源を確保するために、諸事業の費用対効果の検証と相対支出の指導を実施し、健全な財政運営を確立します。さらに、公益法人としての社会的責任を果たしながらも酒田JCがJCらしく活動・運動を展開するために、監督官庁との協議を密に実施し、第三者の意見を取り入れながら公益法人会計基準を運用し、公益目的事業と収益事業の両立を図り公益目的事業比率を達成します。また、諸事業の質と効果を高めるために、財政審査・公益審査・規則審査の多面的な視点での指導を行い、効果的かつ信頼性のある審査会の運営を実現します。そして、酒田JCの将来を担う人財を育成するために、会計幹事を対象とした財政規則審査セミナーを審査会と併せて実施します。また、組織を法的な危険から防衛するために、コンプライアンスを徹底し、個人情報や知的財産を保護し内部の規律を維持します。そして、組織の社会的な報告義務を果たすために、予算案及び決算書を精査し、監督官庁への報告を実施し対外的な信頼を獲得します。さらに、次年度以降も酒田JCが内的不安の取り除かれた状態で力強い運動展開していくために、財政・公益・規則審査における統一運営基本マニュアルを作成します。また、未来永劫酒田JCが時代の変化に先んじて自ら変わり続け、この地域社会に必要な意識変革の根源であり続けるために、2012年から公益社団法人格として歩んだ運営の歴史を振り返り、その運営の是非について主体的な評価を実施していきます。
酒田JCは、公益性と組織の独自性が担保された効率的で安定した財政システムと、社会の変化に応じたコンプライアンスを長期的に維持しうる内部統制システムを備えます。そして、その組織基盤の両輪となるシステムを運営する人財も併せて育成されます。地域の問題解決に向けた費用対効果の高い事業が、事後の検証システムも備えて力強く実施されることで悲しみを減らし喜びを増やします。