日時	平成31年4月24日（水）
会場	酒田産業会館　４F日本海
担当委員会名	酒田・遊佐魅力発信委員会
出席者数	メンバー45名（うち新入会員6名）、一般参加者49名

北庄内地域には日本の原風景・地域文化・特産物など誇るべき財産が数多くあるにも関わらず、地域の魅力を経済活動に活かしきれていないのが現状です。

この地域に住む私たちが、特にインバウンド・ツーリズムという分野における現状を把握し、北庄内の魅力をどのように発信していけばよいかという点について、参加者同士でともに考え、つながりを持ち、話しあうことで持続可能なつよいまちづくりにつなげていくことを目的として、本例会を開催いたしました。

●委員長コメント
In a Japan with an inbound tourism in exploding development, the north shonai region seemed late to profit from it. In order to revitalize our region and start new economies, it is important to raise awareness on this and act all together to promote our region.

In order to do so we organized a meeting and a workshop where around 100 peoples gathered to learn and think together on inbound tourism. The meeting started with a lecture on the actual situation Japan and in our region now as well as useful information on Inbound tourism. It was followed by a lecture by “The hidden Japan” a North shonai located company specialized in inbound promotion, the lecture was conducted by President Ms Yamashina and Art Director M. Yamashita. It was followed by the largest part of the meeting, a workshop where each table of 8 peoples worked together to develop process to promote our region on social media. At the end of the meeting we launched a SNS campaign using the hashtag #kitashonai and seen right away peoples starting using it.
I am deeply grateful to all the peoples who helped realized this project and make it a success, I really think that inbound can be a chance for our region and that we need everyone to collaborate to promote efficiently the north shonai. We collected lot of great idea and seen many peoples connect with each other and I hope it will bring lot of new project in the future. Just one month since the end of the meeting the number of posts using the #kitashonai exceed 200 and is still growing. Making our region more famous will help develop actual companies as well as create opportunities to make new economies based on inbound, this will definitely make our region stronger.

現在の日本ではインバウンド・ツーリズムは目覚ましい発展を遂げていますが、北庄内エリアはその流れに乗り切れていません。このまちを再び活性化し、また新しいまちの経済活動を興すためには、私たちが気づきを得、皆で一緒にこの地域のプロモーションを行うことが重要です。

そのため、私たち酒田・遊佐魅力発信委員会は、100名近くが一同に会し、インバウンド・ツーリズムに関してともに学び、ともに考えるための場として、４月公開例会「おらほのまちを有名さそ～北庄内魅力発信のためのワークショップ」を企画しました。この例会はまず、現在の日本、また北庄内エリアにおけるインバウンド・ツーリズムの現状を伝えるプレゼンテーションに始まり、続いてこの地域で英語圏向けのインバウンド・プロモーションを行う『The Hidden Japan社』の山科沙織代表ならびに山下デレック クリエイティブ・ディレクターの基調講演が実施されました。その後、今回の例会の要ともなるワークショップに移りました。ワークショップでは、８人一組となって私たちのまちの魅力をソーシャルメディアで発信するまでのプロセスについて話し合いを行いました。そして、例会の最後において、「ハッシュタグ北庄内（#kitashonai）」を使ったSNSキャンペーンをロンチしました。

４月公開例会の実施にあたり、協力してくださった全ての方々、そして参加者の皆さまに深く感謝いたします。私は、インバウンド・ツーリズムの発展は北庄内にとってのチャンスであり、また、そのためには皆が協力して地域のプロモーションを行うことが大切だと考えています。この例会で、多くの素晴らしいアイディアが生まれ、参加者同士のつながりができ、そして将来的にこれをきっかけとした新しいプロジェクトが誕生してくれることを願ってやみません。

この例会からたった１ヶ月と少ししか経っていませんが、ソーシャルメディア上で「#kitashonai」を使ったポストは既に200を超え、今もまだ増え続けています。世界の中で北庄内の知名度を上げることは、この地域の活性化や、インバウンドを起点とした契機の萌芽ともなり得、ひいてはつよいまちづくりに寄与するものと思います。