委員会紹介

防災都市酒田実現委員会

委員長 大矢 貴幸

古来より港町として栄え、海風に悩まされながらも幾多の試練を乗り越え発展してきた酒田。戦後最大の大火の際も、手厚い公助に加え市民の自助・共助の高い意識により奇跡的復興を果たしました。しかし、38年後の今地域の活力は低下し、災害への危機感やかつての自助・共助の意識も薄れています。まちの未来を護るためには災害を他人事と捉えず市民の意識改革と、公助頼りにならない自助と共助が主体となった災害対策が必要です。

まずは、災害と防災に対する見識を深め正確な情報を発信するために、被災地に足を運び、当時の被害状況や避難事例、これまでの復興事業の弊害や風評被害などを学びます。そして、市民に蔓延する自分達には被害が及ばないという過信を払拭し、主体的な災害対策を促進するために、減災の取組や地域の実情に沿った防災マニュアルを作成し、災害知識の習得と防災意識の向上を図ります。さらに、将来を担う子ども達の命を護るために、被災地の現実や避難の成功事例などを取り入れた防災教育を実施し、自分の生活圏における自己防衛力を強化するとともに、親の関心も高め各家庭内での日常的な危機管理意識の醸成を促します。また、災害時に迅速な被災者支援を実行するために、災害ネットワークを構築し、行政・社会福祉協議会・メンバー企業が連携した協力体制の整備と、ボランティアセンターを立ち上げる訓練を行います。そして、市民が防災をより身近に感じる環境を作るために、酒田商業高校跡地を防災・観光・歴史教育等の複合施設として利活用し、市民を巻き込んだ災害対策推進や、継続的な防災運動啓発の拠点とすることを提言します。

被災地視察をはじめ防災教育や支援体系の確立など現場主義の運動により、市民の主体的な行動による自助・地域の絆と相互協力から生まれる共助・安全な社会生活を支える公助が協和する防災都市酒田が実現し、市民の安心感が高まりまちに活氣が取り戻されます。

【事業計画】
1.4月例会
2.危機管理と自己防衛力強化、防災マニュアルの作成
3.子供たちへの防災教育・啓発
4.災害ネットワークおよび防災拠点構築のための提言