委員会紹介

酒田まつり威信委員会

委員長 大和田 基継

慶長14年から絶えず継承されてきた山王例大祭酒田まつりは、北前船の隆盛と共に盛大となり、その壮麗さは諸国に伝聞されていました。当時、民衆に感動を与えていたのは渡御行列の美しさや、神宿飾りの華やかさにありましたが、昨今、市民に渡御行列の心象が希薄となっている現状があります。酒田の伝統文化を矜持とするためには酒田衆の堅気を呼び覚まし、活氣に満ち溢れた全市民が誇るべき酒田まつりにしていく必要があります。

まずは、市民がまちを誇りに想い活氣に満ち溢れた酒田を創造するために、我々が郷土文化である酒田まつりの本質を見据え、継承すべき将来像を見定め、一丸となって挑むことができる酒田まつり長期構想を策定します。そして、酒田まつりに対する方向性を実践的に次世代のリーダーへ継承するために、2月例会において地域のたからである酒田まつりの根幹を学び、策定した長期構想を共有した上で、酒田まつりの未来像を擬似体験することにより、我々一人ひとりが誇るべき伝統文化の担い手であると言う氣運を高めます。さらに、多くの市民に酒田への郷土愛を伝え継ぐために、渡御行列の本来の姿である地域を代表した参加団体の復活を通して、地域で誇りを伝承できるスキームを構築します。また酒田まつりに更なる活氣を取り戻すために、市民から憧れを抱かれる活力漲る若連を結成し、自発的な参加志願を促す山車巡行を行います。そして、地域のたからである酒田まつりを深い郷土愛で後世に継承するために、地域に責任あるリーダーが愛する家族と歓び楽しみながら山車巡行に参加することで、まちの未来を家族で共有する機会を創出します。

活氣に溢れた酒田まつりを実現し、まつりが生んだ健全なる笑顔が市民の活力を呼び覚まし、酒田衆の堅気を誇らしげに語り合う確かなまちの創造に向け、我々が地域に責任あるリーダーとして、全身全霊を懸け実践的な導きで、すべての人が輝くまちを実現します。

【事業計画】
1.酒田まつり長期構想の策定(2月)
2.2月例会(2月)
3.活力伝導事業(2月~6月)
4.酒田まつり参加促進事業(5月)