委員会紹介

すくすく育て青竹委員会

委員長 佐藤 光輔

連日報道される子どもの虐待やそれに伴う悲しい事故、多くの日本人が漠然とした不安を抱え希望や夢を描けず誇りと自信を失いつつあります。私たちの暮らすまち酒田も例外ではなく目や耳を疑うような若年層による問題が報道されています。我々の宝である子ども達が正しい知識を身に着け大人へと自立し人を愛する事また愛されている事を学び将来への希望を持てるように、地域のリーダーである我々が有機的に活動する必要があります。

まずは、なかなか減らない「いじめ」や児童虐待の問題について広く社会へ問題提起を行い、関心を高め子どもの虐待防止と支援を目的とした運動を推進すると共に、大人と子どもが協力し合い一つの事に向き合い達成する事で、自立し人を愛する事や他者から愛されている事、自分とそれを取り巻く環境に克つ方法を見いだすために、「いじめ」を題材としたミュージカルを取り入れた市民参加型の公開例会を開催します。そして、家庭における貧困等の理由により学習の機会と意欲や将来の可能性を喪失しかけている子ども達のために、地域のリーダーである我々が有機的に関係各所と連携、協力を行い基礎学力の向上と学ぶ楽しさを発見できる環境と学びの場を提案します。さらに、様々な個性を持った人たちが共存している世の中において、子ども達の良識に基づく共通感覚を育てるために、わんぱく相撲事業を行い勝つ事の喜びだけでなく負ける事の悔しさや、自ら受けた痛みで他人の痛みを考えられる思慮深い心を育てます。また、一致団結して全国大会での上位入賞を目指すために、目標に向える体を鍛え健康である事の幸せと大切さを理解させます。

いじめ、虐待といった負の感情を消化できず他者へ浴びせる行為が蔓延っている現状に一石を投じ未来を担う子ども達のため、この問題に正面より取組み互いの個性を認め尊重し自立できる子ども達を育成する事でひとが活力を得、活氣あふれるまちが創造されます。

【事業計画】
1.わんぱく相撲、酒田大会の開催(5月・8月)
2.心に届け!ミュージカル「ハッピーバースデー」(案)(7月)
3.貧困や家庭環境により学ぶ機会を失った子ども達に学びの場を創出(4月~9月)