委員会紹介

差し響け すっごい山鉾委員会

委員長 佐藤 弘典

多彩な自然と豊かな風土を併せ持つ故郷酒田は、日本海岸の廻船と共に栄え404年続く山王例大祭酒田まつりを受け継いでいます。酒田青年会議所は、立て山鉾の再誕や山車巡行に参画し、歴史と伝統を継承し変革してきました。しかし、未来に希望が持てる酒田まつりの姿には至らず、市民の心は離れ伝統や文化は衰退する一方です。我々がまつりの魅力と感動を創出し、心待ちにできる文化を創造することが酒田のまちづくりに必要です。

まずは、立て山鉾が酒田の誇らしい文化であり、過去・現在・未来の歴史を繋ぐ大切なシンボルとして市民に認識され、酒田まつりに定着させて郷土愛を育むために、誰もが圧倒され魅了する新作立て山鉾を考案し、酒田青年会議所メンバーやその家族、まちの未来を担う子供達と楽しみながら協働製作を行い、人から人へと繋いでいきます。そして、市民が誇りを持ち誰にでも自慢できる酒田まつりへと好転してゆくために、解りやすくて興味が湧く授業を地域の大人や子供を対象に行い、酒田まつりや立て山鉾の歴史と文化をより一層深く知ってもらいます。さらに、立て山鉾を身近に感じてもらい、このまちの人々に受け継がれてゆくために、山鉾製作体験を行いその素晴らしさに触れ感じ取ることにより、未来を担う若者達へと伝統を継承していきます。また、誰もが称賛し活氣と賑わいの溢れる酒田まつりに導くために、新作立て山鉾の完成する姿を公開例会として発表し、その存在の大きさ、そして大切さを直接感じてもらい、立て山鉾が中心となる山鉾巡行の本来在るべき目的を訴え、未来像を実現するために、地域のたからとして発信していきます。

山鉾を通して市民と繋がり協働することで、みんなで創る酒田まつりが実現し、皆が歓び笑い合える酒田まつりが生まれ、まちの繁栄へと結びつくために、我々が地域に責任あるリーダーとして、全身全霊を懸け実践的な導きで、すべての人が輝くまちを実現します。

【事業計画】
1.山鉾製作事業(2月~5月)
2.笑顔つながり事業(3月~9月)
3.みんなで創る地域のたから公開例会(仮)(5月)