委員会紹介
未来へつなぐまつり委員会
委員長 青塚 大輔
400年以上連綿と続いている山王祭は幾多の困難を乗り越え、酒田大火復興を機に酒田まつりと名称を変えても一度も欠かすことなく今日まで受け継がれております。過去3年に渡り日和山にて運営してきた宵祭りや近年の山車巡行への学生参加など酒田まつりに対する市民の認識は変わりつつあり、未来へ責任ある我々が地域変革の原動力となる酒田まつりを市民とともに活気溢れるものとし、誇りあるまちを創造していく必要があります。
まずは、伝統を伝承し未来を担う人材を育んでいくために、若者の市民やメンバーを対象に引き続き第3期まつり塾を開催し、歴史や魅力をともに学び山車巡行への参加や山鉾製作など実際に携わらせることにより塾生の郷土愛を深めまちづくりへの意識向上を図ります。そして、宵祭りが本祭りと同様に地域に根付いたものとするために、立て山鉾や伝統芸能を中心に神事を執り行う本祭りへつながりを感じられるものにしながらも近代芸能を盛り込み、賑わいのあるものとします。さらに、メンバーが文化伝承の担い手であることを認識して頂くために、5月例会を開催し当会議所が行っているまつり事業の活動意義を市民に理解して頂き、神宿開きから始まる祭りへの参加を促します。また、本祭りを伝統と賑わいが融合されたものとするために、巡行計画の段階から他団体との協議を行い、山車巡行へ参加しその魅力を市民に伝えます。そして、メンバーが未来の酒田まつりに対するビジョンを共有するために、前年度より始まった酒田まつり長期構想検討部会の運営を継続し、内部の意見を取りまとめ次年度での外部発信を想定した長期構想を策定します。
文化伝承の担い手となる我々が市民と一体となって笑顔や活気に満ちた酒田まつりを実現し、喜びや感動・まつりのもつ大きなエネルギーを市民と共有し、地域の方々自らがまちづくりに携わっていると実感し、郷土愛に満ちた誇り溢れるまちの未来が創造されます。
事業計画
- まつり塾の開催
- 実宵祭りの計画および実施
- 5月例会の開催
- 本祭りの山車巡行への参画
- 長期構想検討部会の継続