湊町青少年育成委員会

委員長　矢野　泰規

生涯に残る大きな影響を与える感受性豊かな時期に子どもたちは心の成長の糧となる自然体験の機会が減少し、地縁的な繋がりが弱まり大人が模範となり得ていない現状が投影され、思いやりや規範意識が低下しています。我々が子どもたちの模範となり積極的に関わり、能動的に行政・他団体と連携し自然体験の中で地域を誇りと感じる経験をさせ、団体行動を通して人間関係を構築する力を養い規律遵守の大切さを学ばせる必要があります。

まずは、地域社会全体で子どもたちを育成していく基盤を築くために、行政・他団体の事業への参画を促し、地縁的な繋がりを強化します。そして、我々の運動・活動を地域社会に伝播するために、教育機関や行政及び学校の訪問と広報活動を実施し、地域の方々の各事業への参加を促進します。さらに、子どもたちが物事の動きを心で深く感じ取ることのできる感性を育むために、わんぱく相撲を開催し、礼の精神と勝者を称え敗者を思いやる気持ちを養います。また、地域の方々の力を結集するために、過去の青少年育成事業の効果的な事例や取組みを考察する例会をメンバー対象に開催し、連携事業に取り組む意識を高揚させます。そして、子どもたちが故郷を誇りと想い行動してくれる礎を築くために、小学生対象に酒田海洋少年団と連携事業を開催し、自然体験と団体行動を通して人間関係を構築する力を養い規律を遵守することの大切さを学ばせます。さらに、今後も地域社会が一体となった青少年育成運動を展開するために、事業に参加してもらった他団体や子どもの父兄と相互交流及び情報共有し、我々が取組むべき青少年育成の運動を考察します。

能動的に教育機関・行政・他団体と連携する基盤を築いた我々が、礼節を重んじる行動で模範となり、思いやりと規律遵守の精神を兼ね揃えた子どもたちが、自然に囲まれたこの地域に誇りをもち行動してくれる活力に満ち溢れた存続できる地域社会が実現されます。

事業計画

1. わんぱく相撲、酒田・遊佐・庄内町大会の開催（５月）
2. ６月例会（６月）
3. 酒田海洋少年団との連携事業（７月）
4. わんぱく相撲、全国大会(８月)