公益社団法人酒田青年会議所

2016年度スローガン 共にある~自由で創造的な未来のために~
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事業案内

10月公開事業「美しく強いまちの未来創造シンポジウム~誇れる伝統文化がまちを発展させる~」

2016年9月30日

趣旨

私たちの住まう酒田市のみならずいわゆる「地方都市」は、まちづくりの様々な課題を抱えています。長らく続く経済の低迷、産業の停滞・空洞化、財政の逼迫、中心市街地の機能低下等の諸問題に加え、少子高齢化・人口流出に伴う人口減少等、地方都市のまちづくりが抱える課題の解決は文字通り一筋縄ではいかない状況が続いています。
しかし、問題が如何に大きく複雑であったとしても、今を生きる私たちは、これからの主役世代のために、まちづくりの活路を見出して行かなければなりません。これまでの「中央に右にならえ」の都市開発ではなく、独自の地域経営の視点を持ち、地域住民と協働しながら、地域の活性化のための取り組みを自立的に進めていく必要性については、考えの差こそあれ、大筋の理解を得られるものと理解しております。我々の地域では、1722年~1908年までの間、高さ20メートルを超す山を模した山車「山鉾(やまぼこ)」が山王例大祭の際に市内を練り歩き、その噂は江戸や京都まで広がっておりました。1908年秋に市内に電線が張り巡らされると姿を消しましたが、1996年に山鉾の復活。2008年には高さ20メートルの立て山鉾(たてやまぼこ)が復活を遂げ、毎年姿を変えながら酒田まつりに欠かすことのない存在としてこのまちに示してきました。我々は、 立て山鉾が、酒田まつりの更なる賑わいや進化ひいては酒田の活性化につながることを信念に運動を展開してきましたが、山鉾復活から20年経った現在、立て山鉾本来の在り方には至っておりません。本シンポジウムは、山鉾復活から20年の節目の年、産学官民が連携して地域の発展を共に築いていきたいと考え開催に至りました。そして、「まちづくりの未来」を協議する契機とさせて頂きたく、本シンポジウムを開催致します。

シンポジウム内容

(1)委員会発表 「立て山鉾事業から見る問題点について」
(2)パネルディスカッション テーマ:「共存共栄による地域の発展を目指して」
 コーディネーター:庄内開発協議会 事務局長 熊坂 俊秀様
 パネリスト:天空の不夜城協議会 事務局 柳原 清司様
 酒田市議会 副議長 関井 美喜男様
 東北公益文科大学 教授 温井 亨様
 公益社団法人 酒田青年会議所 理事長 阿部 喜明君
(3)産学官民が連携した組織の必要性について 酒田青年会議所 共存共栄みんなの山鉾委員会


日時
2016年10月14日(金)
開演/19:00~21:00(受付 18:30~)
開催場所
酒田勤労者福祉センター3F 多目的ホール
山形県酒田市緑町19-10 TEL:0234-26-2644