公益社団法人酒田青年会議所

2016年度スローガン 共にある~自由で創造的な未来のために~
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事業報告

10月公開例会「自分らしく生きる~共にある未来へ~」

背景

「ワーク・ライフ・バランス」という言葉は、人口構造の変化や少子化・高齢化が進行する社会への問題意識を背景に、一般に広く知られるようになっています。しかし、その考え方が正しく理解され、本当の意味で普及しているかというと、誤認や誤解も含めて、まだ十分ではないのが実状です。時代が如何に変化しようとも、個人の自立と他者との調和を前提とした、しなやかで強い、持続可能な地域を実現していくことが必要です。

目的

制度や仕組み・環境に依存せずに「自分らしく生きる」という視点を通じて、ワーク・ライフ・バランスを正しく理解する機会とします。制度や仕組み・環境に依存せずに、「自分らしく生きる」という視点を通じて、個の選択と公の調和を実現できる地域のリーダーの在り方を理解する機会とします。

日時
2016年10月21日(金) 17:30~21:15
会場
酒田市民会館希望ホール 大ホール

一般参加者総人数 917名 現役メンバー83名 新入会員メンバー15名

検証

制度や仕組み・環境に依存せずに「自分らしく生きる」という視点を通じて、ワークライフバランスを正しく理解する機会とします。
1.講演内容としては、過激な言動や偏った意見が目立ったが、来場者に多様性の必要性を認識していただくには、それと対比するインパクトのあるものをぶつけることが最も効果的な手法のひとつであり、「自分らしく生きる」という点では多くの市民に発信する事が出来ました。アンケート結果から「周りに捉われず、自分の考えを人に伝える自信をもって生きたいと思いました。」や「今まで常識に捉われて生きてきたが、チャレンジする勇気をもつことができました」などこれまでの来場者自らの環境を意識変革することができました。
2.ワークライフバランスの発信→多様性を受け入れる→真のワークライフバランスの発信(自分らしく生きる)当初委員会で計画したこのスキームをほぼ実現することができました。アンケートで他県から来場していただいた方に、地域の閉鎖感が日々感じられる意見があり、もともと保守的で多様性を排除しやすい地域では、それと対比するインパクトをぶつけることが効果的であるし、必要なことがアンケートから検証できました。

制度や仕組み・環境に依存せずに、「自分らしく生きる」という視点を通じて、個の選択と公の調和を実現できる地域のリーダーの在り方を理解する機会とします。
1.自己満足や一人よがりにならず、自分がやりたいことを遂行するにはニーズがあり、協力者が必ず必要であることを深く理解できました。
2.地域のリーダーとして自らの決断により既存の制度や取り組みに捉われず、未来を切り開く重要性を地域に伝えることが必要とされる現在、自分らしい生き方を追求し、他者との共存に重きをおくことでこれからの不確実性の増す社会において重要な価値観であることをアンケートから検証されました。