委員会紹介

青少年委員会

委員長庄司 祐二郎

設置背景 酒田市における若者の地域離れが顕著となっており、特に高校卒業後の地元定着率は全体で25.0%に留まっています。また、進学先や就職機会の選択といった社会的要因により、18歳から23歳の若者層の転出が著しく、特に女性は東京圏や仙台市などの大都市圏への流出超過が顕著となっています。このまま人口減少が進めば、2040年には人口が約7万4千人にまで減少することが見込まれており、地域社会の活力低下が懸念されています。地域の持続的な発展のため、まちづくりを担う大人世代が率先して若者と向き合い、共に地域の未来を考える機会を創出していく必要があります。
設置目的 若者たちが地域の未来を担う人財として、この地域で生きる選択肢を見出し、地域への愛着と定着意識を高めることを目的とします。
活動概要 (1)5月例会に関する事項
(2)青少年に関する事項
(3)その他理事会より付託された事項
手法 まずは、若者の愛郷心を育むため、地域コミュニティとの接点強化を図る5月例会を実施し、地域の伝統や文化に触れる機会を創出します。そして、若者に地域社会の一員として必要とされる実感を創出するため、地域活動の企画・運営に主体的に参画する体制を構築し、地域企業やまちづくりを担う大人世代との協働を推進します。さらに、若者が地域で働くことをポジティブに捉えるために、地域企業による仕事の魅力及びキャリアパスを発信する事業を開催し、地域で働く選択肢の実現可能性を示します。また、地域企業が若者の受け皿となるため、地域企業と若者の対話の場を創出し、コミュニケーションを促進します。そして、これらの活動を通じて培われた関係性を持続的なものとするため、例会のフォローアップの場を設け、地域の未来を共に考えるプラットフォームを構築します。
手法による
個別のGOAL
(1)地域において世代を超えた対話が活発になることで、まちの伝統や文化が若い世代へと受け継がれます。
(2)地域活動における若者の主体的な参画を通じて、まちの課題解決に多様な視点が加わり、地域社会の活力が向上します。
最終的な
GOAL
まちづくりを担う大人世代と若者が直接的なコミュニケーションを重ねることで相互理解を深め、相互に主体的に働きかけることによって、若者たちが地域の未来を担う存在としてポジティブな選択肢が創出されます。
連携する
パートナー
山形労働局、酒田市、酒田商工会議所、遊佐町
北庄内の各高校
庄内地域の各企業

防災委員会

委員長佐藤 亘

設置背景 我々が暮らす日本は、災害大国と言われております。当会議所が活動する地域においても、令和6年7月豪雨災害を始めとした異常気象も年々深刻な事態となっております。そこで、日頃から万一に備え、他人事ではなく、我々一人ひとりの防災意識を底上げしていくとともに、防災に対する取り組みを持続的に行うことで、有事の際に適切な行動ができる人財を育成する必要があります。
設置目的 安心して暮らし続けることができるまちづくりの基盤を構築していくことを目的とします。
活動概要 (1)3月例会に関する事項
(2)防災に関する事項
(3)その他理事会より付託された事項
手法 まずは、様々な災害に対応できる組織を構築するため、各地域の社会福祉協議会と連携し、会員の防災意識を高めます。そして、災害時に迅速に対応できる人財になるために、昨年起こった災害を検証する3月例会を実施し、会員の防災知識の集積と防災意識の向上を行います。さらに、災害に強いコミュニティを構築するため、関係各所と連携した参加体験型事業を実施し、防災意識とチームワークを高めます。また、ストックヤードを最大限に有効活用するため、適切に管理運用し、有事の際に備えます。
手法による
個別のGOAL
(1)災害への正しい対応を身に着け、会員一人ひとりが積極的に行動できる意識を醸成する。
(2)各方面との連携を強化し、地域一丸となり災害に強いコミュニティを創造する。
最終的な
GOAL
酒田JCの会員一人ひとりが防災に対する正しい知識と行動を学び、当事者意識を醸成させ、互いに教え合い、さらに多くの人々の助けとなる人財が育成され、誰もが安心、安全に暮らし続けることのできる活気があふれた明るい豊かな未来が創造されます。
連携する
パートナー
酒田市、遊佐町各社会福祉協議会
警察、消防

60周年準備会議

副議長竹澤 優斗

設置背景 1967年に山形県で5番目の青年会議所として、一般社団法人酒田青年会議所は誕生しました。長い年月を重ねていく中、時代の変化と共に設立当初の思いも変遷しています。59年目を迎える今、多くの諸先輩方が思い描いてきたこの地域を思う気持ちを受け継ぎ、持続可能な組織を作ることで、社会の課題を解決し地域を創り、新たな時代への一歩を歩む必要があります。
設置目的 創立から今までの歴史や当時先輩方が描いた熱い思いを学び、次世代に引き継いで行くことを目的とします。
活動概要 (1)60周年の式典、事業等の準備に関する事項
(2)OB交流会に関する事項
(3)会員拡大の連絡調整に関する事項
(4)新入会員育成に関する事項
(5)他の委員会、事務局のサポートに関する事項
(6)その他理事会より付託された事項
手法 まずは、諸先輩方がどのような活動で実績を残したのか、またどのように運動へと繋がったのかを理解するために、当会議所の歴史を紐解く場を設けることで、新たな門出へと向かう意識の醸成を図ります。そして、59年目に行うべき使命を明確にするため、39年目、49年目を経験した先輩との交流会を行い、当会議所メンバーの60周年に向けた意欲向上を図ります。さらに、60周年という節目の年を控えて、諸先輩方が脈々と受け継いできたより良い社会の実現に向け歩みを進めるために、当会議所で活動を行う意義を伝えることで共感の輪を広げ、地域の未来を創造する同志を増やします。また、この先も地域に根付いた組織として自己成長を遂げたいという新入会員が企画・立案を行う11月例会を開催し、次世代を担う組織の一員となります。そして、当会議所内部の結びつきを強くするために当会議体のメンバーがより多くの会員と交流し、共に60周年という節目に向けて取り組みます。そして、当会議所の歴史を繋いでいくために、60周年に向けた組織体制を構築、運用することで、2026年度へ向け進んでいきます。
手法による
個別のGOAL
(1)諸先輩方の歴史を重く受けとめ、60周年への機運を高める。
(2)ご協力の体制を整え、過去の経験から学びまちづくりへと活かす。
(3)酒田青年会議所として更なる拡大をし、新入会員一人ひとりの意識強化を図る。
(4)当会議所の仲間として、共に60周年の節目に向かい歩んでいく。
(5)会員間の繋がりを強固なものとし持続可能な組織を思い描く。
最終的な
GOAL
2026年1月1日に60周年に向けスタートできるような形に持っていく。
連携する
パートナー
酒田JCOB会
酒田市

事務局

事務局次長遠田 暉

設置背景 当会議所の例会や事業が最大の効果を発揮できるよう、変化する社会や組織の環境に柔軟に対応できる体制を整え、組織の運営にあたって組織力の向上と改革を推進する必要があります。
設置目的 当会議所の効率的な組織運営を実現するとともに、効果的な活動・運動により地域との共感を生み出せる組織にしていくことを目的とします。
活動概要 (1)常任理事会・理事会・その他諸会議の運営
(2)各種アテンダンスに関する事項
(3)1,8月総会の企画・運営
(4)新春交歓会の企画・運営
(5)7月例会の企画・運営
(6)卒業式の企画・運営
手法 まずは、当会議所の活動を効率的なものとするため、規定に基づいた議案の精査と円滑な会議運営を行います。そして、会員一人ひとりが活動・運動への意識を高められるよう、積極的なアテンダンス参加と自己成長の促進に努め、地域へ寄与できる人財を育成します。さらに、新年のスタートとして、多くの会員を迎え1月通常総会を開催し、士気向上を図ります。そして、地域と一体となり運動を展開するために、新春交歓会を通じて当会議所の運動方針を発信し、各団体との交流と相互理解を深めます。また、寒河江の地で7月例会を開催し、寒河江青年会議所、ブロック協議会の活動に触れることで、酒田青年会議所メンバーの活動に対する意欲を向上させます。さらに次年度のリーダー選任に向け、8月通常総会を実施し、会員意識の向上を図ります。そして、卒業生の功績を称え、会員全体で志を継承するため、卒業式を盛大に行い、次年度へと繋げます。
手法による
個別のGOAL
(1)各種会議等が効率的且つ円滑に運営できている。
(2)1月通常総会で2025年度の方針が理解され、会員同士の結束力を高める。
(3)新春交歓会で2025年度の方針を理解した各種関係団体と円滑な関係が構築される。
(4)各地会員会議所の会員との交流で県内に人脈の構築がされる。
(5)8月通常総会で2026年度との協力体制が構築される。
(6)卒業生の志を次年度へ引き継ぐ人財が作られる。
最終的な
GOAL
規律のある組織運営が、関係各所とのコミュニティを作り、その活動が認知されることで青年会議所が魅力ある組織となり、地域に必要とされる酒田JCが構築されます。
連携する
パートナー
酒田市、遊佐町、酒田JCOB会
公益社団法人日本青年会議所 東北地区山形ブロック協議会